3月になったというのに毎日寒いです。
ただ、日が長くなったのと週中は太陽がよく出たからか、
キッチン窓辺の大葉が発芽していました。
寒いながらも、確実に春には近づいているようです。
早速、フェルメール展の続きです。
リュートを弾く女、若い女という作品名もあります。
パッと見、眉もないし、寧ろ老女かと思いましたが、よく見ると確かに若そうです。
壁に掲げられてた地図とカーテン、向かいの椅子の布に目が行きますが
この女性が着ているファー付きの黄色の衣装が、この作品以降よく見られました。
士官と笑う娘
こちらも上の作品と同じく、壁に地図が飾られていて、左側に窓があります。
恋文
ここでもファーがあしらわれた黄色いガウンと真珠のアクセサリーが見られます。
使用人のボトムスと床に転がっているクッションか何かの青色が美しい。
床のタイル模様も素晴らしい。
手紙を書く女と召使い
窓からの光の入り方と女性たちの服やケープの白の発色が素敵です。
ヴァージナルの前に立つ女
ヴァージナルの前に座る女
両作品はついになって展示されていました。
似たような服を着ているけど、立っている女性の方が年上に見えます。
輪郭が違うし、表情も下のほうがなんだか自身がない感じ。
どちらの衣装も青というより水色に近い色で、発色が美しい。
青衣の女
こちらはちょっと淡目の青い服を着ている女性。
壁の世界地図は、士官と笑う女と同じ世界地図だそうです。
服の青、椅子の青、地図を止めているポール先の青と色合いが異なるものの
美しい発色です。
次回に続きます。