ささやかな日々

欧州現地採用の何気ない日常

昨日の続き

日本の台風については、今朝のBBCニュースでも上がっていました。

今年は長い梅雨の後、猛暑と異常気象が続いていますね。

被害が最小限で食い止められることを願っています。

こちらは8月末から急に寒くなったままです。

金曜日は湿度が珍しく高かったので、変に暖かかったですが

木曜日は寒かったので、友人は仕事中に湯たんぽを入れたそうです。

そこまで寒くなかった気がするけど、個人差があるので何とも言えない。

 

昨日の語学力の壁の話しの続きというか、ふと思ったことがあります。

私からすると金曜話していた二人は、それぞれ研究者と芸術家ではないけど

自分で作品的なものを創作する仕事についています。

研究者の友人は今はちょっと違うことをしていますが・・・。

どちらにせよ、私のような典型的文系とは異なります。

私からすると語学力云々より、彼らの能力というか作品が評価されるから

外国人であっても、現地人と同じ土俵に立てるのだと思っていました。

ただ、彼らからするとやはり語学力も必要とのことです。

確かにコンペに参加するのも、自分の研究成果を発表するにも

日本語じゃないですからね。 

二人とも日本の大学は出ているものの、日本での就業経験はありません。

昨日も書いたけど、ここにきて日本とのやり取りで母国語の中途半端さにも

歯がゆい思いをしているそうです。

日本語を勉強している友人たちに敬語は難しいって言われるけど、

日本人にとっても難しいですからね。

そもそも私たちも社会にでて、上司や先輩たちに訂正されたり、

彼らの対応を見聞きして習いますよね。

普通に日本で働いていたら、当たり前のように習う敬語を含めた社会での

一般常識的なものが欠けている人は、こちらでたまに出会います。

この二人はそれに気づいて、自分たちなりにもがきつつも、悩んでいるので

頑張って乗り越えてほしいと思います。

知り合いや友人の同僚でも同じような人がいますが、その人たちの場合は

自分が常に正しいと思っていて、せっかく日本から出向してきている上司に

優しく訂正されても反発するという残念なタイプ。

残念ながら、それだと人として成長もしないし、職場での評価も下がる上

下手したら切られてしまう可能性もあるのに。

本来であれば、彼女たちも上記の友人たちのようなポジションを目指すべきだけど、

こちらで完全文系を専攻するとそれは難しいですからね。

日本語も中途半端な上、ネイティブの足元にも及ばない。

そこで自分なりに敬語や日本でのビジネスマナーを学んだりしたらいいんですがね。

私自身日本の社会が合わなくて海外に出てきた身だけど、日本人ポジションとして

仕事をする限りは、日本人らしさは失ってはいけないと日々思っています。

とはいっても、これで日本に帰れば外国ナイズされてるとか言われるのは

ほぼ確実だと思います。

でも日本で働いていた時でさえ十分浮いてたし、個性的な人と思われていたので

それはそれで仕方ないですけどね。

 

f:id:jasmin_rose:20200907024346j:plain

今日お茶したカフェでのカフェラテとムースオショコラ